【このページについて】
東みよし町の子どもたちが小学校の授業で取材した地域の魅力を、一部ではありますがそのままの形でご紹介しています。
各小学校区の子どもたちの目線でちいき探索をしてほしいという願いと、東みよし町の地域と学校を繋げる教育方針を実感してほしいという想いからです。
子どもたち目線でお地域の魅力発見をお楽しみください。
女性やお年よりの方も楽しめるパラグライダー。ヨーロッパでは、パラグライダーがとてもはやっている。
ヨーロッパのコースと、水の丸の地形が似ていることから、水の丸のパラグライダーは人気だ。
森さんは、「約20年前から水の丸パラグライダーが始まりました。」とおっしゃっていた。
森さんは、親子でやられている。だれもやったことがないことをやりたかったという思いで始めた。
スクールも開いている。「お客さんの笑顔を見ることは、とてもうれしいです。」とおっしゃっていた。
体験する方の年齢のはばは広く、たくさんのお客さんが来ている。
飛ぶのに3年ほどかかるが、すごくうまければ1日で飛べるようになるそうだ。
運がいい時には、タカといっしょに飛べたり、ブロッケン現象というめずらしい現象を見られることでも人気を集めている。
上空は、地上と気温差が大きい。上空の気温は、低いが、夏はすずしくオススメの時期だそうだ。
水の丸パラグライダーの森さんは、徳島県三好市山城町の塩塚高原キャンプ場で、スクールを開いている。
年間300名ほどの体験者が来ている。パラグライダーでの飛び方は2種類ある。1人で体験する方法と2人で体験する方法だ。
パラグライダーでの楽しみ方は人それぞれだ。日本の中では、水の丸の飛び場がすごく有名で、世界各国から注目を集めている。
さらに、ここでは全日本の選手も飛びにくるようだ。
パラグライダーで空を飛んでいると、運が良い時には、ブロッケン現象を見ることができる。ブロッケン現象とは、太陽などの光が後ろから差し込み、かげの所にある雲の粒などにより光が散乱したときに見える現象のこと。
しかし、取材のカメラに画像をおさめることはできなかった。
ぜひ興味のある方は、水の丸パラグライダーを体験しに来てください。
パラグライダーをやっていると思うことがたくさんある。
森さんはやっていて、「鳥のように自由に飛べることが良さだ。」とおっしゃっていた。「秋には紅葉が見え、天気がいい時は瀬戸大橋まで見えます。」パラグライダーをやっていると、ふだんでは見られない景色がたくさん見られると分かった。乗るなら夏がオススメだ。
上空は冬だと寒いが夏だとすずしい。「雲の上や雲の中に行くと気持ちがいい。」とおっしゃっていた。パラグライダーに乗って、雲の上や雲の中に行ってみたいと思った。
だれでもできるあきないスポーツなので、若い人からお年よりの方でも楽しめる。空を散歩するような気持ちを私たちも味わってみたい。
森さんは二人乗りで上昇している時が一番楽しいそうだ。飛んでいただいた時、まるで大空を自由に飛ぶ鳥のようだった。「水の丸の飛ぶ場所は、トップ選手がレースをするすばらしいエリアだ。」とおっしゃっていた。
「おはよう」と笑顔であいさつをしてくださった平野さん。平野さんは西庄良所会の会長だ。
Q 一番大変なことはなんですか?
A 外国の方は言葉が通じないので苦労します。
Q うれしいと感じる時はいつですか?
A 都会から来てくれた方が野菜の収穫をして喜んでくれたり、その野菜を食べて「おいしい」と言ってくれたりすることです。
外国の方が来てくれるのはうれしいが、いろいろ苦労もあるそうだ。言葉の通じない外国の方でも、楽しんでもらうために、平野さんは西庄良所会の会長として、たくさん努力されている。
平成21年に、西庄小学校に通う子どもがいなくなった。以前、西庄小学校に通っていた子ども達が校庭で遊んでいるときにふむことで、地面を固めていた。しかし、子どもがいなくなると、地面をふむことが減って草がとてものびてしまった。どうしようかと、平野さんと地域の方50名ほどで話し合ったそうだ。西庄良所会というグループをつくり、学校の管理をするために、この会が始まったと平野さんはおっしゃっていた。
平野さんは、ちがう地域から来られるときや、
外国の方が来られるときに苦労するそうだ。特に、外国から来る方は、言葉が通じないので、苦労するらしい。都会から来る方は野菜の収穫の経験がないので、めずらしいと喜んでくれることや、西庄の食べ物を「おいしい。」と言ってくれることがうれしいとおっしゃっていた。
西庄良所会の農業体験には、年間約300名が訪れる。体験に来る方が住んでいる主な地域は、東みよし町、三好市、徳島市である。体験には、外国の方も訪れる。一番参加者が多いイベントは水の丸高原ウォークで、約120名が訪れるそうだ。
水の丸ウォークの名物は、お昼ご飯の山菜の天ぷらやいちごジュースだ。長い日数、農業体験をするときは、西庄地域の方たちの家で宿泊もできる。中学生や高校生は、修学旅行の1つに、農業体験をしに来ることもある。
西庄地域に住んでいる人は、1軒約30aぐらいの畑を持っていて、平地域に家が50軒あると、全部で、350aぐらいになる。西庄地域には、五名、平、森清、白内、引地宗本、神発地神柱の、5つの地域がある。この5つの地域を合わせて、西庄地域になる。
私達のことを案内してくれた平野さんは9年前に休校となった西庄小学校のことをとても大切に思っていた。そんな大切な西庄小学校を守るためにつくられたのが西庄良所会だ。
西庄地域には急傾斜地農法がある。この西庄地域にはコエグロを使ったカヤ利用農法が行われている。コエグロとは畑に入れる肥料のことだ。主な活用方法は、傾斜地になっている畑にコエグロをしくことで土壌流出を防ぐことができるということだ。
この急傾斜地農法は、2018年3月9日に世界農業遺産に認定された。
西庄良所会で特に人気なイベントは水の丸ウォークだ。このイベントは、毎年県内外から多くの方が参加している。例えば、ソバ打ち体験だ。
西庄小学校には、水車小屋があり、そこにある水車の原理を紹介しながら、粉引きを見学する事ができる。その後に西庄良所会で生産されているソバ粉を使ったソバ打ち体験ができる。
このイベントに参加してみたい方は、ぜひ参加してみてください。
水の丸いちごは昭和58年に誕生した。そして、昭和59年、本格的にいちご作りを始めた。
その後も、いろいろな方に愛されながら、いちごが売られている。
今はトマトや唐辛子も育て、売っているのでぜひ、買って食べてみてはどうですか。
遠藤さんは水の丸のいちごがおいしくできるために、努力している。
余分な花を取る摘果作業をすることで、いちごが大きくなるとおっしゃっていた。
一つ一つのいちごに十分な栄養を送り、おいしくする工夫だ。さらに、点滴チューブで、水や肥料をいちごに送っている工夫もあった。
水の丸は山地であり、野生の動物が多い。野生動物からの被害を防ぐために、ビニールハウス入り口前に、電気柵を引いて動物からの被害をなくしている。
一般的ないちごは、平地で育てる。一方、水の丸のいちごは、高い山で育てている。山と平地の気温差は5度ほど違う。山の上では、夏でも涼しく過ごすことができる。
日照時間が短くなってくると、電気をつかって日照時間を長くする工夫をしている。人に害のない化学農薬を使っているので安心して食べることができる。
水の丸のいちごは、90%以上がケーキの材料となる。酸味が強く、甘いケーキに合う。農家の方は、いろいろな努力をしていた。
東みよし町には町立図書館がある。東みよし町立図書館は、平成14年の4月3日に運営を開始した。
今年の10月末では冊数が、22958冊あった。11月に入ってからは、23000冊を超えていた。
1ヶ月に30冊本を増冊している。町立図書館にある本は、子どもの本や小説、生活に利用出来る本や勉強になる本が何冊もある。
土曜日、日曜日によく小学校の児童や中学校の生徒が利用している。
三加茂中学校にも、図書室がある。その図書室は町立図書館の2階にある。三加茂中学校の図書室は町立図書館へ移動できる階段がある。
三加茂中学校の生徒も階段を通って、本を読んだり宿題をしたりして利用している。
町立図書館では、宿題がスムーズに出来る。なぜなら、勉強スペースの周りに勉強のじゃまになる物がないからだ。
勉強のじゃまになる物がなかったら、より効率よく勉強できる。これが、町立図書館の良い所のひとつである。
私たちの身近にある東みよし町立図書館。その図書館の工夫は、小さい子たちが床に座れるように、カーペットを敷いていることだ。
この図書館は、多くの子どもたちが、気軽に来ることができるように工夫している。
カーペットの他に本ばかり読んでいると、飽きてくるので、人形やぬいぐるみを置いている。さらに小さい子が座りやすいように、低めのいすも用意している。
子ども向けの本が、半分近くあるそうだ。県内でも子ども向けの本が多い。子どもも楽しめる図書館だ。
また、ここは、地域の方々に支えられている。図書館のかべに、ポスターが張られている。そのポスターには、地域の方々の思いが込められている。
ポスターは、絵本や昔話の1シーンを選んで、作っている。
ぜひお子さんを連れて来てもらいたい。
町立図書館は、小さい子のために、いろいろな工夫をしている。
一つ目は、本棚だ。小さい子が本を取りやすくするために、こどもの本棚の高さを低くしている。本棚を低くすると、小さい子が届かなかった本も、届くようになる。
二つ目の小説の本棚は、シリーズごとに分けられていて、本棚が回るようになっている。シリーズごとに分けられていると、シリーズの続きの本を探さなくても、すぐに見つけられる。本棚が回ると、歩いて自分が動かなくても本棚が動くので楽だ。
三つ目は、入り口の本棚についてだ。その本棚には、東みよし町出身の作家さんが書いた本が置いてある。
四つ目は、札についてだ。本棚には、本を書いた方の名前が書かれている札がつけてある。本を借りに来た方が、見えやすいようにはさんでいる。横から名前が見えるから、すぐにその方の本が分かる。札には色がついてあり、赤は女性の著者や作者、青は男性の著者や作者を表している。
五つ目は、シールについてだ。シールには、それぞれ役割がある。オレンジ、青、むらさき、緑、と色が分かれている。このシールのおかげで、誰がどの本に向いているのかが分かる。本棚には、同じ色のシールで分けられている。
小さな工夫でも、いろいろな方に役立っているのだ。
徳島県東みよし町立図書館では、様々なイベントを催している。子供達がたくさん来てほしい願いから、イベントを作ったそうだ。町立図書館にはたくさんのイベントがある。
お話会は月に二回、季節に合わせて行われている。10月31日のハロウィンの日には、魔女やガイコツなどに仮装をして読み聞かせをしている。保育所や幼稚園の園児も来て読み聞かせをし、お礼にプレゼントをもらい飾っている。
町立図書館の人が、図書館に関するクイズを出し正解した人には、景品をプレゼントしている。イベントの日にちが知りたい時は、ホームページで調べれば分かる。
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